住まいづくりを応援します/ミタキスペースファクトリー › 2010年05月20日
2010年05月20日
プロダクトイノベーションとプロセスイノベーション
産業が消費を生み出すタイミングにはタイトルにしている二つのタイミングがあります。
一つはプロダクトイノベーション。
例えばブラウン管テレビが液晶やプラズマといった薄型になった様に、
同じ商品なのに今までとは全く違った価値を創造することを言います。
二つ目はプロセスイノベーション。
新しいプロダクトが売れれば大量生産に移行されます。
作る過程が変る事で製品を安くし価値を創造することを言います。
テレビは今プロセスイノベーションにより非常に安くなりましたよね。
そして製品が市場に潤沢に供給されると次のプロダクトイノベーションが
起こるまでモノは売れない時代が続きます。
今の日本の景気不振はリーマンショックなどの金融系の引き起こした不況
と思いがちかもしれませんが、同じくして日本自体がモノが潤沢に溢れ、
欲しいモノが無い時代に居る事も大きな理由です。
では、住まいは?
先の記事に書いたように、住まいに於いてはプロダクトイノベーション前夜
だと考えます。
世界的なプロダクトイノベーションの後35年で住まいは大きくその価値を
変える事を書きました。おそらく、ここ数年でまずは大きな建物から、後に
住まいへと様々なプロダクトイノベーションが起こると思います。
分かりやすいところでは太陽光発電、風力発電、LED照明、燃料電池など
が先行して頑張っています。しかし、なかなか価値観を変える衝撃的なメッ
セージがありません。
飽和していた携帯市場に衝撃を与えたアイフォーンは非常に参考になる事例
です。僕は違ったアプローチでその方法を考えたいと思ってます。
そして今回声を大きくして言いたいのが、プロセスイノベーション無くして
住まいに変化は起こらないということです。
原理から言えば二つの変化が順番に交互に起こって消費が活性されるのですが
住まいに関してはこの二つを同時に起こす必要があると思います。
注文されてから作る一品モノが住まいの良いところと考えて来ましたが、よく
よく考えてみると、そう思う事がモノが潤沢に溢れた時代の病なのかな?と思
う様になりました。
「一品モノ」を忘れることでどれだけのプロセスイノベーションが生み出せる
のか?一度真剣にシュミレーションしてみようと思います。
一つはプロダクトイノベーション。
例えばブラウン管テレビが液晶やプラズマといった薄型になった様に、
同じ商品なのに今までとは全く違った価値を創造することを言います。
二つ目はプロセスイノベーション。
新しいプロダクトが売れれば大量生産に移行されます。
作る過程が変る事で製品を安くし価値を創造することを言います。
テレビは今プロセスイノベーションにより非常に安くなりましたよね。
そして製品が市場に潤沢に供給されると次のプロダクトイノベーションが
起こるまでモノは売れない時代が続きます。
今の日本の景気不振はリーマンショックなどの金融系の引き起こした不況
と思いがちかもしれませんが、同じくして日本自体がモノが潤沢に溢れ、
欲しいモノが無い時代に居る事も大きな理由です。
では、住まいは?
先の記事に書いたように、住まいに於いてはプロダクトイノベーション前夜
だと考えます。
世界的なプロダクトイノベーションの後35年で住まいは大きくその価値を
変える事を書きました。おそらく、ここ数年でまずは大きな建物から、後に
住まいへと様々なプロダクトイノベーションが起こると思います。
分かりやすいところでは太陽光発電、風力発電、LED照明、燃料電池など
が先行して頑張っています。しかし、なかなか価値観を変える衝撃的なメッ
セージがありません。
飽和していた携帯市場に衝撃を与えたアイフォーンは非常に参考になる事例
です。僕は違ったアプローチでその方法を考えたいと思ってます。
そして今回声を大きくして言いたいのが、プロセスイノベーション無くして
住まいに変化は起こらないということです。
原理から言えば二つの変化が順番に交互に起こって消費が活性されるのですが
住まいに関してはこの二つを同時に起こす必要があると思います。
注文されてから作る一品モノが住まいの良いところと考えて来ましたが、よく
よく考えてみると、そう思う事がモノが潤沢に溢れた時代の病なのかな?と思
う様になりました。
「一品モノ」を忘れることでどれだけのプロセスイノベーションが生み出せる
のか?一度真剣にシュミレーションしてみようと思います。