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2010年04月07日
産業と住まい その2 工業と住まい2
続きです。
住まいにおける西洋への憧れが一般の人々(基本的に都市部の人)にもたらされたのは大正11年(1922年)の平和祈念東京博覧会だと言われています。この博覧会の展示の中に「文化村」があり、そこに14棟の「文化住宅」が展示されました。関連リンク http://besankosyashin.blog56.fc2.com/blog-entry-271.html
これを機に「文化住宅」という言葉と共に和洋折衷のスタイルが一般の労働者階級(ホワイトカラー中心)に広まっていきます。
大正も後期の事ですので、全国で見られるようになるのは昭和に入ってからで、となりのトトロに出てくるサツキとメイの家みたいな和風住宅の中に洋館がくっついたような住まいや、上記リンクの様な今の住まいに繫がる洋風スタイルが少しずつ広まっていくのです。
そして、文化の象徴とされたのが電気だったと言えるでしょう。
翌年の大正12年に国産自動車第1号が作られている事を考えると、この頃の住まいの考え方の中に自動車との関係は無いと言って良いと思います。
少し振り返りますと、工業が兆しを見せた明治初期(1868年~)約50年かけて洋館は一般の人の手の届くものになり始めます。この50年というタイミングが今の人にとって非常に大切な時間に感じてなりません。
次回は自動車産業の中での住まいについてかな?
住まいにおける西洋への憧れが一般の人々(基本的に都市部の人)にもたらされたのは大正11年(1922年)の平和祈念東京博覧会だと言われています。この博覧会の展示の中に「文化村」があり、そこに14棟の「文化住宅」が展示されました。関連リンク http://besankosyashin.blog56.fc2.com/blog-entry-271.html
これを機に「文化住宅」という言葉と共に和洋折衷のスタイルが一般の労働者階級(ホワイトカラー中心)に広まっていきます。
大正も後期の事ですので、全国で見られるようになるのは昭和に入ってからで、となりのトトロに出てくるサツキとメイの家みたいな和風住宅の中に洋館がくっついたような住まいや、上記リンクの様な今の住まいに繫がる洋風スタイルが少しずつ広まっていくのです。
そして、文化の象徴とされたのが電気だったと言えるでしょう。
翌年の大正12年に国産自動車第1号が作られている事を考えると、この頃の住まいの考え方の中に自動車との関係は無いと言って良いと思います。
少し振り返りますと、工業が兆しを見せた明治初期(1868年~)約50年かけて洋館は一般の人の手の届くものになり始めます。この50年というタイミングが今の人にとって非常に大切な時間に感じてなりません。
次回は自動車産業の中での住まいについてかな?
Posted by MSF・FF at 12:08│Comments(0)
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