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2010年05月26日
家電のお話2 家電もメタボ?
家電と住まいについて最近思うことがあるので家電シリーズを続けます。
新築された事を機に家電を購入される方は多いのですが、その中で多いと思うものは、
1、前回のエアコン
2、テレビ
3、冷蔵庫
4、洗濯機
5、電子レンジ
おそらく、こんな順番になるかと思います。
そしてこれらが住まいの中に運ばれてくるとビックリ!なんてことが現場で起きています。
それは家電製品の大きさによるものです。
家電が売れなくなり、付加価値として多機能や新機能が加えられます。
テレビの様にダイエット成功でスリムになってくれたものは良いのですが、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジはダイエットに成功しない僕の様に・・メタボ化しているのです。
まず冷蔵庫
容量を売りに単純に大型化していて、幅が広いものが増えたと思いませんか?
今までの設計セオリーでは、柱と柱の間が910mm(いわゆる半間)のスペースを用意しておく事が普通でしたが、最近はギリギリや入らないものもあります。学生時代に習った冷蔵庫の幅は650mmでしたので、この様にhttp://www.toshiba.co.jp/tha/about/press/081009.htm 685mmや大きいものは740mmもあったりします。
次に洗濯機
こちらはドラム式の登場でビックリ!が起こってます。見た目もおなかポッコリの完全メタボですw
まず、足元に用意する洗濯パンと呼ばれる台からはみ出す様になりました。今はドラム式対応の製品がありますので是非ご指定下さい。続いて高さ。今までは洗濯機の後ろに窓を据える場合は腰壁の高さを1100mmで大丈夫だったのですが、商品によっては厳しいモノが出てきています。これにより、洗濯機の後ろの壁にも注意が必要です。
最後に一番困っている電子レンジです。
新築の住まいで多くの方はシステムキッチンを据えると思います。そしてその背面などにお揃いの家電置きもイイなあと購入されますよね。そこに置かれるのはまず電子レンジです。今までの普通の電子レンジであれば何の問題も無いのですが、皆さんが憧れるスチームオーブンの付いたタイプは注意が必要です。
それはキッチンメーカーの家電置き収納は規格により奥行きが450mmとなっています。
それに対し電子レンジの奥行きが450mmを越えてくるのです。
代表的なヘルシオを例にしますと、http://healsio.jp/spec/01/index.html こんな感じです。
(今は450mmを意識した寸法になってきましたが、以前はもっと大きかったです。)
なので、通販などではスチームレンジ対応商品なんてのも売られてるんですね。
http://www.dinos.co.jp/p/1134001289/
と、今の家電製品はメタボなんです。しっかり打ち合わせしないと置けないものや、入口から入らないなどのトラブルが発生します。
住まいを扱う側からすると、木造住宅にはモデュールがあり有効寸法は分かるのだから、そこを意識して製品開発をして欲しいと思うのですが、どうなってるんでしょうね?
家電のメタボを訴えるためにも自分がメタボ解消しないといけない設計士からのレポートでした^^
新築された事を機に家電を購入される方は多いのですが、その中で多いと思うものは、
1、前回のエアコン
2、テレビ
3、冷蔵庫
4、洗濯機
5、電子レンジ
おそらく、こんな順番になるかと思います。
そしてこれらが住まいの中に運ばれてくるとビックリ!なんてことが現場で起きています。
それは家電製品の大きさによるものです。
家電が売れなくなり、付加価値として多機能や新機能が加えられます。
テレビの様にダイエット成功でスリムになってくれたものは良いのですが、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジはダイエットに成功しない僕の様に・・メタボ化しているのです。
まず冷蔵庫
容量を売りに単純に大型化していて、幅が広いものが増えたと思いませんか?
今までの設計セオリーでは、柱と柱の間が910mm(いわゆる半間)のスペースを用意しておく事が普通でしたが、最近はギリギリや入らないものもあります。学生時代に習った冷蔵庫の幅は650mmでしたので、この様にhttp://www.toshiba.co.jp/tha/about/press/081009.htm 685mmや大きいものは740mmもあったりします。
次に洗濯機
こちらはドラム式の登場でビックリ!が起こってます。見た目もおなかポッコリの完全メタボですw
まず、足元に用意する洗濯パンと呼ばれる台からはみ出す様になりました。今はドラム式対応の製品がありますので是非ご指定下さい。続いて高さ。今までは洗濯機の後ろに窓を据える場合は腰壁の高さを1100mmで大丈夫だったのですが、商品によっては厳しいモノが出てきています。これにより、洗濯機の後ろの壁にも注意が必要です。
最後に一番困っている電子レンジです。
新築の住まいで多くの方はシステムキッチンを据えると思います。そしてその背面などにお揃いの家電置きもイイなあと購入されますよね。そこに置かれるのはまず電子レンジです。今までの普通の電子レンジであれば何の問題も無いのですが、皆さんが憧れるスチームオーブンの付いたタイプは注意が必要です。
それはキッチンメーカーの家電置き収納は規格により奥行きが450mmとなっています。
それに対し電子レンジの奥行きが450mmを越えてくるのです。
代表的なヘルシオを例にしますと、http://healsio.jp/spec/01/index.html こんな感じです。
(今は450mmを意識した寸法になってきましたが、以前はもっと大きかったです。)
なので、通販などではスチームレンジ対応商品なんてのも売られてるんですね。
http://www.dinos.co.jp/p/1134001289/
と、今の家電製品はメタボなんです。しっかり打ち合わせしないと置けないものや、入口から入らないなどのトラブルが発生します。
住まいを扱う側からすると、木造住宅にはモデュールがあり有効寸法は分かるのだから、そこを意識して製品開発をして欲しいと思うのですが、どうなってるんでしょうね?
家電のメタボを訴えるためにも自分がメタボ解消しないといけない設計士からのレポートでした^^
Posted by MSF・FF at 10:27│Comments(0)
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